おせちは買うもの
2024年の年末、もう「おせちは買うもの」と定着していて、約半数の人が買っておせちを食べています。
お節を好みに応じて選ぶ楽しみ
また、「スイーツおせち」や「肉おせち」など、おせちを選ぶことを楽しんでいる人が増えています。
高齢者でも食べやすいおせちが増えている
一口サイズのおせち、エビも一口サイズにカットされています。具材がムース状になっていて飲み込みやすいムースおせちや、やわらかおせち。
糖質カロリーオフおせち
管理栄養士が監修した糖質カロリーオフおせちは、1人前あたり594kcalです。
31日から元旦までを楽しむためのごちそうとして購入する
また、31日大晦日から元旦までを楽しむためのごちそうとして購入する人も増えています。オードブルおせちや中華お節がブームになっています。
「おせちやめました」と宣言
一方、おせちを食べないという人もいます。実家のお母さんが「準備が大変だからおせちやめました」と宣言を出しました。
集まった時に好きなものを食べたいニーズ
その代わり、焼肉、カニ鍋、すき焼きなど、好きなものを集まった時に食べたい。カレーやラーメンを食べるという人もいます。
お子様が食べたいものを用意する必要がある
おせちだと食べるものがないのでお肉系がいいと言われるので、唐揚げやエビフライなど、いろんなものを子供向けに買わなければいけないという人も多くなっています。
お正月が一大イベントではなくなった
そもそも、もう正月、おせちはそれほど大事なイベントではなくなってきているのではないかと感じているようです。
ただ、例えばステーキなどを食べる時でも特別な綺麗なおせちを使ったり、普段箸置きを使わない人もちゃんと使ってみるとか特別感を出したいという人が増えています。
こじつけお節
- 最近は素敵な1年にしたいということでステーキを食べたり、
- 景気が良くなりますようにとケーキを食べたり、
- 運気を今年から上げたいということで唐揚げを食べたりと、
新しく縁起のいいこじつけおせちが人気になっています。
簡単アレンジでやった感を出すおせちレシピ 長谷川あかりさん
本格的な和風お節を準備するのは大変ですが、簡単アレンジでやった感を出すおせちレシピもあります。これを簡単なのに苦労しなくてやった感を出せると長谷川さんに教えてもらいました。
サーモンなますサラダ
まずは定番の紅白なますですが、サーモンなますサラダにしました。材料は塩、サーモン刺身、オリーブオイル、大根、人参、砂糖、醤油、レモン汁。普通のなますの材料ですが、サーモンが入っています。大根と人参はスライスすることでボリュームをアップしています。しっかり水気を切ってレモン汁、砂糖、オリーブオイルと合わせます。サーモンを入れてさっと混ぜ合わせれば色合いが華やかで豪華に見えます。
黒豆ヨーグルトサラダ
黒豆をさらにお正月っぽく食べるメニューとして、長谷川あかりさんによると黒豆ヨーグルトサラダがあります。買ってきた黒豆水煮、ヨーグルト水切り、ローストのくるみ、ちょっとの塩などと一緒に和えます。お酒にもぴったり、おつまみに最適です。
お雑煮と炊き込みご飯があれば特別感が出る
お雑煮と炊き込みご飯があれば特別感が出ますよね。
子供から大人まで人気のおせちメニュー 黒豆
子供から大人まで人気のおせちメニューは黒豆です。黒豆は手作りという人もいるようです。子供の頃にお母さんのお手伝いで一緒に作ってたという人もいます。また、黒豆は炊いてホットケーキに入れたり、残っても色々アレンジができます。
黒豆といえば丹波、兵庫県の丹波エリアです。黒豆や栗が人気です。栗きんとんも美味しいですよね。
丹波三宝 栗と黒豆と小豆
丹波三宝で栗と黒豆と小豆です。粒が大きいですからね。
丹波栗
丹波栗は本当に大きくて重いんです。栗の王様と言われるぐらいです。大粒で甘みが強くてねっとりしています。
丹波栗のモンブラン
このご当地名物が丹波栗のモンブランです。梅干しのお弁当のようにきれいなパッケージに入っています。そぼろ状の周囲のところも全て栗を使っています。生クリームやカスタードと一緒になっています。栗が主役ということでしっかり栗の味を感じられるようにしています。丹波栗にごく少量の砂糖のみを加えてそぼろのようにしています。和菓子の作り方ですね。
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地域の方と一緒に作っています。柳川拓三さんです。外側の鬼皮を剥くのが大変ですが、近所の方はさっさとむいてきます。大変ですが「美味しい」と言ってくれれば嬉しいそうです。
丹波大納言小豆
次は丹波大納言小豆です。北海道を差し置いて高級品です。粒の大きな大納言小豆の発祥の地と言われています。
幻の小豆 黒さや小豆
さらに一般には流通していない特別な小豆もあります。鞘が黒くてこの地でしか育たないという小豆です。鞘は品種改良していない昔からある小豆です。大納言小豆の原種と言われています。幻の小豆と言われています。この黒い鞘、中を開けると綺麗な紅色です。少しシワがありますが、それがあるので見るとふっくらと膨らみます。
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丹波市ぜんざいフェア
丹波市では2月までぜんざいフェアを開催中です。
丹波黒大豆
丹波黒大豆は日本一の生産量です。とにかく日本最大級のまんまるな大豆。一般的な黒豆の3倍の値段です。もっちり柔らかくて濃厚な黒豆になります。
黒豆を入れた白いカステラ
地元ではスポンジケーキに黒豆を入れた白いカステラを作っています。しかし、生地には卵黄ではなく卵白を使って白と黒のコントラストを出すようにしています。井上大生さんのお店です。真っ白なカステラ、見た目もインパクトがありますが独特のもっちり感、しっとり感があります。カステラというよりレアチーズケーキの方が食感が似ているかもしれません。銘菓井上(丹波市)さんの「黒南蛮」というカステラです。
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普通の食パンの2倍の重さの黒豆の食パン
一斤で600g、普通の食パンの2倍の重さの黒豆の食パンです。日本一重たい食パン。黒豆の煮汁を生地の中に混ぜてさらに高級な黒豆をぎっしりとたくさん練り込みます。優しい甘さでスイーツのような食パンです。黒豆率が高いです。どこを食べても黒豆にあたります。バターをつけるのもおすすめですが、温めると豆のホクホクした食感がより出てきます。丹波篠山市の黒豆の郷(黒風堂 こっぷう堂)の黒豆食パンです。
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小さなパン畑 全てミニチュアサイズの「飾りパン」のパン屋さん
全てミニミニサイズのパン屋さん。食べれる小さなパンと、飾るのがメインの飾りパンのお店です。
最近人気になっていますが、なんと本物と見間違えるようなサックスのパンは500個ものパンを組み合わせました。音は出ません。インテリア用の飾りパンです。固いパンを飾って楽しむというヨーロッパの伝統文化です。さらに、親指サイズのベーコンエピやフランスパンも作っています。アクセサリーやキーホルダーなどに使えます。クリスマスの飾り付けに使って欲しいということです。これは本当にミニチュアサイズですね。1個1個の完成度が高いです。全部手作業です。普通のパンは食べたら終わってしまいますが、飾りパンは見て楽しめます。丹波篠山市の小さなパン畑というパン屋さんです。
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コーヒーに移る世界というSNSで人気になっている人もいます。